ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

ゆるキャン△と人生

子供たちを連れて映画『ゆるキャン△』を観てきました。

うちがキャンプをするようになったのも、子供たちがアマプラでゆるキャン△を 観てキャンプがしたいと言い出したことがきっかけです。

僕はアニメや漫画をチラ見した程度でしたが、まぁ映画もストーリーはなんとなくわかります。

原作では高校生の女子たちがキャンプをするという設定ですが、映画ではすでに社会人。 主人公たちもそれぞれの道を歩んでいますが、高校時代からの交友関係からあることにチャレンジします。

映画を観ながら20代の社会人時代を思い出して、ある程度お金に自由ができて楽しかったことを 思い出しました。

映画館は親子連れやカップルも数組いましたが、一番目立ったのは一人で来ている40代~50代の男性。 中には60歳近い人もいるのではなかろうか。可愛い映画にしては異様な空間です(笑

キャラが可愛い女の子たちなのでそれ目当てなのでしょうけれど、この映画を観て独り身の中高年男性は どういう気持ちになるでしょうか。 ヒロインたちは原作では高校生ですが、映画では社会人で社会経験も積み精神的には大人になっています。 このままいけば結婚して子供が生まれ、子供たちとキャンプをする光景が容易に想像できます。 いつまでも可愛いJKのままの登場人物たちを期待して観ると、けっこうツライ内容かもしれません。

・・・というのは邪推で、純粋に成長した主人公たちのドラマを楽しんでいるのかもしれませんが。

個人的には社会に出て急にできることの範囲が広くなったと同時に、制約も生まれてくるという矛盾した 状況を思い出せた面白い作品でした。

人生はステージを上げていったとしても友人との交流や、結局何が楽しいと思えるのかという根本的な ことが大切だとあらためて思いました。

当然キャンプも行きたくなる。
当然キャンプも行きたくなる。