ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

自分に向き合う時間

映画『BLUE GIANT』を観てきました。 ジャズをアニメでどう表現するのか気になるところでしたが、音楽と映像が融合した感動的な作品でした。

僕と同年代より上か年配の観客が多かったですが、むしろ子供たちに観てほしい。 演奏シーンで奏者の過去の練習風景が入ってくるのですが、 ひとつの音を出すためにひたむきに練習してきた演者の背景が伝わってきます。

映画を観て、人生は積み重ねと選択の結果なのだと痛感します。

僕は自分の人生に概ね満足というか、わりと出来過ぎな気もしますが、やはり若い頃に もう少し自分の適性ややりたいことと向き合っておけば良かったと思います。

なんとなく周りが進学するから進学し、就職するから就職したわけですが、こういうのは あまり良くない。

何ごとも金を稼げる技量になるまでは相当の積み重ねが必要ですし、高度な技術を得ても 一歩進む勇気がないと何も始まりません。

歳をとってからでも物覚えが悪くなるとは思いませんが、ひたむきに何かに取り組む姿勢は 確実に崩れています。楽することを覚えてしまったからかもしれませんが・・・

やはり若い頃に、できれば自意識が高まる中学生くらいに、将来に事や自分の特質を探るための 時間をとるべきなのでしょう。

まぁでも、いつの時代も子供たちはすぐ受験に参戦させられますから、なかなか難しいですね。

せめて大人になって余裕のある時に、もう一度自分の進路を考えてみることも大切だと思いました。

昔、ピアノとドラムを習っていたのですが辞めなきゃ良かった。
昔、ピアノとドラムを習っていたのですが辞めなきゃ良かった。