『ベルセルク』の三浦健太郎先生が亡くなり(ショック!)、『進撃の巨人』も完結。 『ドラゴン桜2』もひっそり終わったので僕が読んでいる漫画は 中学受験バトル漫画『二月の勝者』だけになってしまいました。
作中ではいよいよ受験も迫ってきて緊張感が漂います。
あくまで漫画を読んだだけですが、今の小学生って「〇〇中学に行きたい!」と自分で思っているのでしょうか。 そうだとしたら凄い事だと思います。
僕も30年ほど前に中学受験を経験しましたが、志望校なんて親と講師が勝手に決めていました(たぶん周りも)。 塾も勉強しに行くというより、友達に会いに行く感じだったのであまり緊迫感はなかったです(これは僕だけか)。
結果、(親と講師が)志望していた私立と国立附属に受かったのですが、あきらかに国立附属の方がゆるい雰囲気だったので、 国立に行かせてくれと断固主張し、進学が決まりました。 私立だと「東大合格数」という絶対的な指標があるので、やはり硬派ですね。
当時もとち狂った親やヤバい塾もありましたが(夜中まで子供を教室に閉じ込めて強制的に勉強させていた塾もあった)、 現代の中学受験はさらにエグイ。本屋で過去問を立ち読みしましたが、そもそも問題が難しい。 今の偏差値60ちょいくらいの中堅校でも昔の御三家くらいの問題が出ます。
ただ現代の中学入試で偏差値60前後は相当難しいのですが、進学実績を見ると東大合格者はほとんどいません。 早慶がたまにいて、マーチで御の字くらい。日東駒専以下なんてザラ。 中堅中学に受かるだけでも地頭は良いはずなのですが、よくわかりませんね。 (立ち読みのくせに余計なお世話ですが・・・)
僕自身は近年の中学入試の状況にびびっているので自分の子供には無理に中受しなくて良いので、 高校受験と大学受験で頑張れと言っていますが、ご家庭によって考え方はそれぞれ。
『二月の勝者』も受験当事者なら気が重いかもしれませんが、ファンタジーとして読む分にはとても面白い作品です。 中受に興味がなくてもお薦めします(何より絵が綺麗で読みやすい)。