ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

数学をどうやって教えるか

長女が小5になった時から、1日20分程度、中学英語を教えています。 今年度中には中学3年分の学習範囲を終え、英検3級レベルになるかなと思っています。 来年は小6ですが、小学生のうちになるべく英検準2級、できれば2級程度の力をつけてくれれば中学生活は楽ですね。 楽しい学生生活のためにも、勉強はさくっと終わらせるに限ります。 後は部活でも趣味でも、好きなことに打ち込んでくれれば。

英語に関しては僕も英検1級を持っているので、大学受験まで付き合えますが、問題は数学。 高校教科書レベルなら教えられますが、受験レベルは無理。

仕事で論文や専門書を読むと数式が出てくるのですが、研究や業務の数学と受験数学は 僕の専門分野に限ってはそこそこズレている印象です。 僕が仕事で使う数学の土台となっている線形代数や多変数の微分は高校の教科書から削除されています。統計もさわり程度。 代わりに数3は極限のオンパレードですが、だったら昔のように行列や偏微分を載せといた方が 大学数学にすんなり慣れるんじゃないかと思うのですが・・・

そもそも数学自体が学年による偏りが激しく、中学高校生にとっては苦労する科目です。 範囲の狭い中学数学から高校数学に入ると、急に難易度が上がるので驚きます。 数3なんて高校3年から始めたら大学受験に間に合わないですね。進学校が前倒しで進めるのも頷けます。

で、肝心の自分の子供どもにどうやって数学を教えるか。 うちは中学受験は回避するので、代わりに英語と同様、小学生のうちに中学数学の範囲は一通り終わらせることが目標。 幸い、長女は算数に全く抵抗はないので英語より教えるのは楽かもしれません。

そこで中学生・高校受験向けの参考書を漁っていたのですが、やはり数学と言えば東京出版。

『高校への数学 スタートダッシュ』は薄くて中学範囲を網羅しているので、長女が小6になったらこれを使って 教えようかなと考えています。その後、『ランクアップ中学数学』をできる限り進められれば、中学数学の 概要はつかめるかなと。 中学に入って『高校への数学』を自走できるようになってくれれば、僕のやることはなくなるというか、 たぶん僕より数学が得意になるハズ(苦笑

やや話題はそれますが、中学受験しないご家庭でも、東京出版の『中学入試計算名人免許皆伝―計算問題が速く確実に解けるようになる本』 はおすすめです。計算が苦手な生徒はただやり方を知らないだけなので、計算や暗算のやり方を最初に丸暗記してしまう方が効率的です。

ところで大学の頃、個別指導塾でバイトをしていました。だいたい勉強が苦手な生徒が親に言われて入塾させられているのですが(笑、 高いお金を塾に払うなら親が教科書の内容くらい教えてやればいいのにと思っていました。 みんな一度はやっているわけですし。

勉強が苦手だった方もいるかもしれませんが、中学英語や中学数学の基礎くらいなら誰でもすぐにキャッチアップできます (数学に関しては前述の参考書が良いです。英語の参考書はまた別の機会に紹介します)。 むしろ大人になった今、教科書や参考書を見ると新鮮で、学生だった当時より楽しく読めます。 なるべく家庭でできることは家庭でやった方が、親にとっても子供にとっても良い事だと思います。

楽しく勉強。
楽しく勉強。