ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

自分の身は自分で守らないと

朝から温水プールに行ってきました。
新型コロナウイルスの流行のせいか、
やや人が少ないかな。

僕はテレワークなので平日は家にいますし、
休日も人混みは出かけないようにしています。

とはいえ、ずっと家に引きこもるのも非現実的。

非常に感染力が強い新型コロナウイルスですが、
致死率は0.4%。
若い世代に重症者も出ていますから油断しては
いけませんが、インフルと同じように対処療法
で共存していくしかないのかもしれません。

同様に心配なのは経済的な影響。
すでにサービス業や製造業が打撃を受けています。
他の産業に波及するのは時間の問題。

中国が都市を封鎖したのとは対照的に日本は
経済的損失を避けるため移動をスルー。
ウイルス検査もパニックにならないように
必要最低限で行っているように見えます。
(そもそも偽陰性率が4~5割と高いので、
検査に意味がありません。世間に安心を
伝えるための検査でしょう)

病気だけでなく、経済の悪化でも人は死ぬので、
より高いレベルの封鎖か、スルーか、どちらが
正しいかはわかりません。

幸いと言ってはいけませんが、社会的には
テレワークや時差通勤など日本の労働環境が
変わってきています。

個人においても、天災や感染症などのリスクを
想定した生活設計の見直しが必要になります。

仕事は一人でもできる環境が理想。
仕事は一人でもできる環境が理想。

感染が拡大する中、何も対応しない無責任な
企業が存在することも事実。
働き方改革を行っている会社への転職や
場所や時間にとらわれない働き方を模索する
きっかけにしたいところです。

専業主婦は損ではない

僕の好きな作家の橘玲氏が『専業主婦は2億円損をする』
という本を書いています。

なにかと批判されることも多い作品ですが、
機会費用を考えれば見当違いな数字とは思えません。

たしかに共働きならば世帯年収1千万円程度は現実的
な数字ですし、収入が複数あることはリスク分散に
もなります。

ただ現実的に子供が小さいうちの共働きは、社会制度
が整っていないこともありますが、かなり大変です。

僕も長女が生まれた頃は保育園に入れて共働きでした。
ですが、毎月のように体調を崩して保育園から呼び
出されたり、送り迎えで泣いている長女を見て
気の毒になり、嫁に仕事を辞めてもらいました。

もちろん母親がキャリアを望むならば否定することは
できませんが、やはり子供と過ごす時間を親子それ
ぞれの立場で両天秤にかけることは必要です。

また父親が狩りをして母親が子供と家を守るという
古来からの分業は悪いものではありません。

特に子供が複数いる家庭の場合、塾や習い事に
アウトソースするよりも、母親がある程度は
付き添って教えることで経済的負担も減ります。
当然ですが、親子の時間が増えることで得られる
ものは計り知れません。

橘玲氏の著書もそうですが、この手の議論は子供の
視点が欠落していることも問題です。

少なくとも小学生くらいの子供にとって、
家でお母さんが待っていることにまさる安心感は
ありません。

誰かが待っていると安心です。
誰かが待っていると安心です。

機会損失だから専業主婦は損をする・・・という
のはあまりにも短絡的な主張に聞こえます。

ちなみにこの件では橘玲氏の考えには賛同
できませんが、『黄金の羽根の拾い方』は
これからの日本社会での働き方に対する
名著ですので、狩りに行くお父さんは一読
することをおすすめします。

ミニマリストは油断禁物

僕のようなにわかミニマリストは意識しないと
すぐモノが増えてしまいます。

今日も布団クリーナーが届き、朝からウキウキして
布団を掃除していたのですが、要するに掃除機が
一台増えたことになります。

モノが1つ増えたら2つ減らすことを徹底しないと、
もとのもくあみに・・・

自分の部屋もJAF青色申告会の会誌が毎月届き、
いつか読もうと思って机に積ん読状態。

これだけでやる気がそがれますね。

机の上こそシンプルに。
机の上こそシンプルに。

机の上は何も置かないで、仕事や勉強の時だけ
ラップトップや本を置くようにします。

きっと、うまくいく

インド映画『きっと、うまくいく』を観ました。

インドの名門工科大に通う3人の学生の学生生活と、
10年後の人生が並行で描かれています。

インドは日本以上の熾烈な受験社会。

いまだに残るカースト制度のもと、成功者になるには
男ならエンジニア、女なら医者になるしかありません。

過酷な受験競争に勝ち残った先の大学生活、そして
就活などさらに競争が待っています。

競争を苦に若者の自殺が社会問題になっていることも
映画では描かれています。

インド映画といえば踊りもあります。
インド映画といえば踊りもあります。

主人公の一人は成功を求めて競争するインド社会に
疑問を持ち、

「好きなことを勉強して優秀になれば成功はついてくる」

と言います。

成功をゴールにすることを否定しているものの、
「勤勉さ」や「優秀さ」を否定しないことに共感を
持ちます。

成功という人参をぶら下げることも時に必要ですが、
結局、興味があったり楽しい事でないと勉強も仕事も
続ける事ができません。

僕は最近、仕事が楽過ぎて働くモチベーションを
失いかけています(笑
しかしこういう状況がいつまで続くかはわかりませんし、
やはり楽しく仕事をしないと人生つまらないだろうな
と思う時があります。

あらためて仕事や人生について考えるきっかけとなる
映画でした。

氷河期世代よりシングルマザーを救済してほしい

朝のNHKニュースで一人で出産し子供と一緒に
窮地に立たされるお母さんを特集していました。

信じられないことに、国がシングルマザーを支援
しないのは未婚の母を増やさないためだそうです。

時代錯誤も甚だしいですね。

なにより現在進行形で困っているお母さんや子供、
赤ちゃんがいるのに支援をしない意味が
わかりません。本当に文明国なのでしょうか?

少子高齢化で困っていると言っておきながら、
この対応に朝から絶句してしまいました。

一方で、最近は引きこもりやニートの凄惨な事件
が多いためか、就職氷河期世代を支援する動きが
あります。

40代、50代のおっさんたちを助ける必要があるの
ですかね?

もちろん放っておくと生活保護予備軍ですし、
下手すると犯罪に走る輩もいるかもしれません。
しかしそれを防止するために救済というのは、
泥棒にお金を渡して犯罪を止めてくれと言っている
ようでネガティブ過ぎるというか・・・

そもそも彼らは豊かな日本で生まれて、十分な
機会の平等が与えられたわけですし、いまさら
どうしようも・・・

明るい未来に投資を。
明るい未来に投資を。

どうせなら明るい未来のある人たちに投資を
して欲しいものです。

緊急事態の対応で会社のレベルがわかる

日本各地で新型コロナウイルス感染症の発症が
相次いでいるため、週明けのうちにテレワークを
実施する企業が出てきました。

僕の勤め先も土日にテレワークを活用するよう
通達がありました。

アウトブレイクが確実となった週末中に対応した
企業は日頃の備え、組織力、経営陣の決断力、
どれも優れたものだと思います。

「社会貢献している」
「従業員を大切にしている」
「マネジメント力がある」

などと求人サイトに書いている会社はたくさん
あります。
ですが結局、有事にどれだけ迅速で適切な判断が
できるかが企業の本来の力になります。

ノートとスマホがあればどこでも仕事ができます。
ノートとスマホがあればどこでも仕事ができます。

このような状況の中、普段と変わらない勤務を
強いいる会社ならば、働く人も疑問を持った方が
良いでしょう。

不測の事態の備えができてない、従業員を感染の
危険にさらしても仕方ない、社会のリスクを増やす
ことに躊躇もしない企業なのですから。

中学受験マンガ『二月の勝者』が面白い

中学受験マンガ『二月の勝者』の7巻を読みました。
塾講師、子供、親の視点で生々しい中学受験の描写
がされていて面白いです。

中学受験は例えるなら競馬です。
塾が調教師ならば親はジョッキー、子供は馬(笑
子供が中学受験を始めたら、親もレースに参加して
鞭を打ち続けないといけません。

ところで僕の通っていた中学は偏差値70を超えて
いますが、その同級生たちがジョッキーになるのか
気になるところ。

女史陣の中には受験ママもいます。
当人も小・中学生時代は偏差値70超。
その子供も全国模試で一桁順位だそうで、
なんかすげえなと(笑

一方の男友達は僕も含めてのん気なもので、大学受験
で頑張れば良いじゃん派が多い。
僕も子供には小中は公立、高校受験で都立に行って
もらい、大学はできれば国立、私大でも早慶なら
学費は出すよと子供に伝えてあります(笑

『二月の勝者』では難関私大の難易度が上がっている
から中学受験で一貫校へ・・・という煽りがあります。

試しに本屋で過去問を見てみたのですが、僕が
受験した頃と大差なく。合格水準も変わりません。
早慶程度なら普通に勉強してれば普通に受かると
楽観視しています。

いつの時代も生徒より母親がのめり込む。
いつの時代も生徒より母親がのめり込む。

最近の受験界で興味深いのは、学部単位だと東大より
東工大の方が偏差値が高くなっていることです。

グローバル社会では、何を勉強したかがより重要に
なってくるのかもしれません。

なんにしろ、家庭学習ができている子供なら、親も
あまり焦る必要はないというのが僕の感想です。