インド映画『きっと、うまくいく』を観ました。
インドの名門工科大に通う3人の学生の学生生活と、
10年後の人生が並行で描かれています。
インドは日本以上の熾烈な受験社会。
いまだに残るカースト制度のもと、成功者になるには
男ならエンジニア、女なら医者になるしかありません。
過酷な受験競争に勝ち残った先の大学生活、そして
就活などさらに競争が待っています。
競争を苦に若者の自殺が社会問題になっていることも
映画では描かれています。
主人公の一人は成功を求めて競争するインド社会に
疑問を持ち、
「好きなことを勉強して優秀になれば成功はついてくる」
と言います。
成功をゴールにすることを否定しているものの、
「勤勉さ」や「優秀さ」を否定しないことに共感を
持ちます。
成功という人参をぶら下げることも時に必要ですが、
結局、興味があったり楽しい事でないと勉強も仕事も
続ける事ができません。
僕は最近、仕事が楽過ぎて働くモチベーションを
失いかけています(笑
しかしこういう状況がいつまで続くかはわかりませんし、
やはり楽しく仕事をしないと人生つまらないだろうな
と思う時があります。
あらためて仕事や人生について考えるきっかけとなる
映画でした。