ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

『ドラゴン桜』を観る小学生

小学3年生の次女がアマプラでドラマ『ドラゴン桜1・2』を観ていて、そんな年齢でも楽しめるものなのかとちょっと驚きました。

つられて僕も観ているのですが、勉強中心に描かれる原作漫画と比べてドラマは人間ドラマになっていてこれはこれで楽しい。 特にシーズン2の長澤まさみが綺麗なのでそれだけでも観る価値はあります。

「馬鹿とブスは東大に行け」

「最後に残された平等なチャンスが大学入試だ」

本作の名言ですね。

僕自身、筆記テスト一発で決まる大学入試にはかなり助けられました。 中受こそ超名門附属校に入学した僕ですが(自分で言うのか・・・)そこから高校2年まではすごい馬鹿で、 中学1年から机に座って勉強したことがなかったと思います。 中学はともかく、どうやって高校を進級できたのか謎です。

そんな僕を変えたのが、いまだに覚えているのですが、高2の3学期の終わりくらいに友達の家にあった 『東京大学物語』を読んだ時です。

僕「ええ!? 大学生になればJDとこんなことができるのか!?」

友達(※現役東大合格)「そうだよ、一流大学に行けばJDとやりまくれるのさ(直球しかも嘘)」

僕は帰りに本屋により、いままで見たこともなかった学習参考書コーナーに向かいました。 本当に行動力のある馬鹿で助かりました😅

さすがの僕も東大や一橋大学なんて入れないことはわかります。勉強しないといけない科目が多すぎるのです。

私大の早慶上智は3科目ですが、慶應上智が英語の配点が倍になっていることに気づきました。 つまり、英語で高得点を取れば、歴史や国語(慶應は小論文)が半分くらいでも合格できます。 馬鹿はこういうところに感が働くのです。

勉強は大嫌いでしたが、英語は外国人のお姉さんと仲良くなれるかもしれないのでモチベーションが保てそうです。 こういう思考ができるなんて、つくづく馬鹿でよかったと思いますよ。もうね、下手に賢いと人生損しますね。

そしてとても運が良かったのは、最初に出会った参考書が最強でした。

それは『山口俊治英文法講義の実況中継』。

この本を10回以上読んで、先生の一言一句を覚えました。敬虔な教徒が聖典を読む感じですね。 僕にとって「人生を変えた本」は間違いなくこの参考書です。 山口先生のおかげで無事に志望大学に合格することができました。

何が言いたいかというと、『ドラゴン桜』の「とにかく行動する」というのは大事なんですよ。 一歩を踏み出せるかどうかで人生決まります。

まぁでも、大学に合格したら「受験スキル」はすべてアンインストールした方が良いでしょうね。 その後の恋愛や就活、仕事になんの役にも立たないどころかむしろ有害です。 ポケモンでも無駄なスキルは忘れますが、「受験スキル」のような局所にしか使えないものに頼ると 人生が終わります。

この辺は話が長くなるので別の機会にまとめたいです。

勉強で人生は豊かになりません。
勉強で人生は豊かになりません。