セミリタイア日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

『ドラゴン桜』を読んで大学受験のくだらなさを痛感する

ドラゴン桜2』の最新刊が出たので読んでみました。 『二月の勝者』が中受バトル漫画ならば、『ドラゴン桜』は大学受験スポ根漫画。

僕は負担が大きいわりに効果が曖昧な中学受験はややネガティブに捉えていますが、 新卒就活に多大な影響を与える大学受験は必要悪だと思っています。

大学受験自体は実にくだらなく、特に文系では社会に出て何の役にも立たない古典や漢文、重箱の隅をつつくような歴史に 才能豊かな若者たちがリソースを割かねばいけません(まぁ、誤解のないように書くとそれらの科目の教養性は否定しませんが、受験科目にするなと)。

数学もなぜか研究に直結する行列(線形代数)や偏微分(多変数の微分)が外れてしまい、狭い範囲で競争させるため珍問が増えます。

唯一、英語はTOEFLや英検といったまともな試験が併用できると思ったら、肝心の東大文系教授が猛反発 (英語ができる学生が入ってきて国際社会に容易にアクセスされたら、論文もまともに書けない文系教授たちの無様さが バレてしまうからではと邪推してしまいます)。

とはいったものの、日本の新卒一括採用は今後も変わらないので、嫌でも取り組まなければいけません。 地元や親類に太いパイプがあって就職先があるなら無理に大学を出る必要はありませんが、都会で一人暮らしみたいな根無し草は 新卒でまともな企業に入らないと人生が辛くなるので大卒資格は必須です。

僕が学生時代のバイト先には高卒のパソコンオタクみたいな人がいて、まだ20代前半なのに800万円くらい給料をもらっていました。 当時はおおらかな時代でしたが、今はエンジニアになるにも情報工学の学位は持っているのか? 博士課程まで進んだのか? なんて就活面接の材料にされてしまいます。世知辛い世の中になりましたね。

ドラゴン桜』は東大一直線ですが、僕の社会経験からいえるのは、日東駒専くらい出ていれば大学名で概ね困ることはありません。 ただ日東駒専もそれなりに難しいですから、そこまで勉強するならプラスアルファで早慶くらい狙ってしまえば良いというのが僕の考えです。

理系は数学があるので積み重ねが必要ですが、文系はハック可能で、すごい馬鹿でも英語だけ全集中の呼吸で勉強して世界史あたりの教科書を めくっておけば早慶上智に入れます。

僕が自分の子供に英語を前倒しで勉強させているのも、大学受験が相当楽になるからです。 もし数学に抵抗がなければ国立が狙えますし、滑り止めで早慶上智に受かれば社会に出て困ることもありません。 大学名にこだわって浪人する必要もないと思います。 今後10年、20年で社会がどうなるかわからないので、親が必要以上に子供の学歴を心配しても仕方ないでしょう。

ドラゴン桜』の主人公の桜木弁護士が言うように「東大に行け、とにかく勉強しろ、その後のことは知るか!」というスタンスには共感します。

本当に受験勉強はくだらないのでサクッとクリアして、友達と遊んだり、部活や習い事や趣味、好きな分野を極めて、人生を楽しんで欲しいものです。

好きな分野を学ぶことは楽しいです
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