ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

土屋鞄のビジネスバッグを買った

僕の勤める会社は服装自由だ。
さすがに持ち株会社の役員クラスは高そうなスーツに身を包んでいるが、
事業側の人間の大半は不審者で職質を食らってもおかしくない格好をしている。

僕も以前はゴミみたいな格好で通勤していたが、最近はオフィスカジュアル的な
格好で世間に「ちゃんと働いてますよ」アピールをしている。

ところが、ビジネス的なジャケットやコートに合う鞄を持っていなかった。
そもそも荷物が少ないので、手ブラかセカンドバッグで出勤していたのだが、
正しいサラリーマンを演出するのに、それもどうか。
TUMIは持っているが、ノートPCを持ち歩くわけではないので大袈裟かなぁと。

こうなったらサラリーマン的な鞄を購入するしかない!

最初は伊勢丹新宿のメンズ館に行ったのだが、どれもいまいち購買意欲が湧かない。

そうだ、鞄と行ったら土屋鞄だ。
ランドセルで有名だが、ビジネスパーソン用のバッグも充実している。

東京駅の新丸ビルにショップが入っているので見に行った。
さすがにいきなりオンラインで購入する勇気はない。

う・・・美しい・・・
コンサバかつ上品だ。
かといって野暮ったくない。

帰って速攻で注文。

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おお、かっこいい!
しかも防水加工レザーなので、手入れに神経質になる必要もない。
通勤電車に乗るサラリーマンにはもってこいの機能性だ。

実はこっちと迷った。

www.tsuchiya-kaban.jp

しかし、これだとあまりにも上品過ぎて、僕が鞄に運ばれているように見えてしまう(苦笑
40代で分相応になったら買おう。

これで財布、セカンドバッグに続き通勤鞄も土屋鞄になってしまった。
品質と機能美、デザイン性、どれをとっても一級品だ。

新しいビジネスバッグを買ったので、新卒の頃に買ったポールスミス(笑)の
ビジネスバッグは捨てることにした。ナイロンで底鋲もない2万円代のものだが、
当時の僕に2万円は大金だったのでびびって購入した記憶がある。
不織布に入れて保管していたのでピカピカなのだが、デザインが若すぎるし
もう使うこともないと思うので断捨離の意味を込めて捨てることにした。

モノを大切にすることも大事だが、時には入れ替えることも必要だろう。

お父さんと呼ばないで!

娘と近所の大学祭をブラブラしていたのだが、屋台や展示物の前を通ると、
「お父さんもどうですか!」
と必ず言われる。

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いや、まぁ、子供を連れているから、お父さんなんだろうけど・・・

だが、僕はお父さんと呼ばれるつもりはない!

子供ができると名前がなくなるとはよく言われる。

呼ばれるときはいつも

「○○ちゃんのパパ」

だ。

ふざけるな。

僕の人生の主役は僕だ。

なぜ子供の付属品みたいな扱いを受けないといけないのだ。

しかもだな、「お父さん」って何かこう、完成している響きがある。

残念ながら僕はまだまだ成長途中だ。

いや、自分で言うのもアレだが、そこら辺の10代より柔軟性はあるし、物覚えも良い。

隣にいる小娘や、この国立大学の優等生よりも、圧倒的な成長速度を体現してやる。

と思った日だった。

まるでダメな小学生

学園祭シーズンだ。僕は毎年、近所の国立大学に子供を連れて行き、

「いやぁ、楽しい学園祭だなー。こんな大学で勉強できたら楽しいよねー」

などと言い聞かせ、将来、受験するように洗脳している。
何しろ学費も安く、交通費もかからない。
公立小中、都立高校、そしてこの国立大学に入ってくれれば、家計がどれほど
助かるか想像に難くない。

まぁ、決めるのは僕じゃないからあまり皮算用はしないようにしよう・・・
今の小学生が大学受験をする時に、入試制度や大学の状況がどうなっているかも
わからないし。

それよりも自分の事だ。最近、いろいろ鈍ってきている。
成果が出始めると、安心して怠けてしまうのが僕の昔からの短所だ。

理想は受験生のような心境だ。

・短期の明確な目標がある
・目標達成のためにやる事が定まっている
・習慣化とモチベーション管理

社会人は人生設計に目が行くため、長期的な目標設定になりがちだ。
1年、半年、3ヵ月と細かく刻んで目標を設定し、進捗管理をしていった方が
良いかもしれない。

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そして最近は寒いので、電気カーペットと一体化してしまっている。
床に座っていると姿勢も悪くなるし、眠くなる。
勉強するにしろ仕事をするにしろ、ちゃんと机に向かうようにしよう。

なんかダメな小学生みたいだ。
子供の進路より自分の心配をしないと。。。

映画『イエスマン』で学ぶ人生の切り替え術

AmazonPrimeでジム・キャリー主演のコメディ映画『イエスマン』を観た。
キャッチコピーで『フォレストガンプ』的な感動モノかと思っていて、あまり
期待していなかったのだが(僕は『ハングオーバー』や『アメリカンパイ
のような心底笑える映画を観たい気分だった)、予想は裏切られた。

主人公のバツ1の中年男(ジム・キャリー)は何事に対してもネガティブで、友人の
誘いも断ってDVDを観るのが趣味だ(まるで昔の自分のようだ)。
ところがあるセミナーに参加したことがきっかけで、「なんでもYES」と返事する
ようになる。その結果、人生は好転を始める・・・というストーリーだ。

とはいえ、ただのコメディなので余計なヒューマンドラマはない。
むしろ、間違えて子供と観ないように注意して欲しい。
僕の嫁は相当ツボだったらしく、ラストシーンは床を転げ回って笑っていた。

主人公は今まで"No"しか言わなかったのだが、"YES!"と応えるようになってから
生活が一変した。実は昨年、僕は全く同じ経験をしている。
このブログを始める前、僕はただのデブの中年男だった。

たいていの男は30歳も半ばを過ぎれば、仕事なんて惰性でできるし、プライベートも
落ち着いたものだ。むしろこれまでの人生の投資の恩恵なのだけれど、副作用として
「人生に飽きてしまう」。
よく歳をとると新陳代謝が衰えデブになるとか、物覚えが悪くなると言うが、僕は
身体的な問題ではないと思う。ようするに、体型を整えたり、新しいことにチャレンジ
するモチベーションがわかないのだ。だって、現状が楽なんだもの。

僕が自分を変えようと思ったきっかけは『GTA5』というアメリカのゲームだ。
主人公は良き夫であり父になりたいと望みつつも、人生が上手くいかない中年男性だ。
GTA5は街を再現し、「なんでもできる」ことが売りだが、そんなゲームの中でさえ、
主人公は過去に縛られ思うような行動がとれない。まるで現実世界のような状況だ。

僕たちも現代の日本という「なんでもできる」環境で生きていながら、見えない鎖に
繋がれ、思うような行動がとれない。
GTA5の主人公は最終的には自分の望む仕事を得て、家族との関係も修復できた。
僕も幻想の鎖を断ち切ることができるんじゃないかと考え、行動しようと決めた。

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男の悩みは究極的には「仕事と女」だ。
さすがに脱サラする勇気はないので、空いた時間に個人事業を始めた。
そして、ピチピチギャルと仲良くなるためにストリートナンパをしてみた。
個人事業により自由に使えるお金が増え、ナンパにより20代前半の女史たちと
お茶をしたりLINEでやりとりするようになった。
いまさらながらなんだか不思議な気分だ。

職場の同僚たちが「お小遣いがない」、「給料が上がらない」などと愚痴っていたり、
風俗やキャバクラに通ったりポルノコンテンツで欲求を解消している中、
僕は完全に浮いた存在になっている。
たった1年、しかもアラフォーという状況でさえ、人間は意識を変えるだけで
ここまで違った道を歩めるのだ。

映画『イエスマン』の主人公は"NO"を"YES"に変えた。
もし人生に悩んだり、飽きている人がいれば、あえて、今までと真逆の選択をしてみると
「いままで感じていた不安やストレスはなんだったのだ」と思えるようになるかもしれない。

ハロウィンの仮装衣装は・・・ベロニカ!?

嫁の大学時代の友達が家に遊びに来て、うちの娘どもは大はしゃぎだ。
僕もイクメンぶりをアピールするために、せっせとお茶出しをする。

ハロウィンパーティーをお友達とやるらしく、嫁と長女はせっせと衣装を作っていた。
で、嫁の友達にも見せたいのだと。

僕もまだ見ていないので、気になる。
前は『アナと雪の女王』のエルサとかそんなだったから、今年もディズニーか?

部屋から出てきた娘の衣装を見ると・・・

杖?

赤の帽子に赤のドレス?

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ベロニカだった・・・

僕が『ドラゴンクエスト』をやっていて、気になったらしい。

金髪の前髪と三つ編みは黄色の毛糸で作ってある。
キッチンペーパーの芯に茶色の紙袋を巻き、小さい風船をつけた 杖も本格的で再現性が高い。

なかなか似合っているし、衣装も良くできているが、しかしこれ、通じるのか・・・?

小学1年生は大忙し!?

昨晩、ウイスキーを飲みながら『プリズンブレイク』を観て爆寝した僕はあろうことか
8時に目を覚ましてしまった。土曜日とはいえ、平日どおり7時前には起きて日々の
ルーティーン(修行)をこなさなければならないのに・・・

リビングに行くと、なんと小学1年生の長女が学校の宿題をしている。
昨日、ピアノとZ会で疲れてしまってできなかったようだ。

というか、最近、寝る前まで長女は学校の宿題に苦戦している。
夕方まで友達と遊び、さらに習い事が3つあり、そしてZ会の通信講座を受けている。
これに加え、小学校の担任が宿題をガッツリ出すタイプなので、さすがに忙しそうだ。
算数はすぐに終わるようだが、国語は漢字の書き取りがあるので手が疲れてしまうらしい。

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さすがに今のペースはきついんじゃないのか?
と心配になるのだが、習い事も勉強も楽しいらしいので、あまり干渉できない。

嫁に聞くと料理やら裁縫やらも手伝っているようなので、その稼働力に驚いている。

長女の同級生たちも複数の習い事をこなしているらしく、特にうちだけ忙しいわけではなさそうだ。
僕が小学生の頃なんて近所の家の塀に登ったり、ビックリマンシールを集めたくらいしか記憶にないが、
最近の小学生は社会人以上に忙しそうだ。

勉強は将来の投資というけれど、僕は子供時代は子供時代のためにあると思いたい。
友達と遊んだり、お稽古したり、勉強するのが楽しければそれだけで良いと思う。

スーパー歌舞伎ワンピースを娘と観に行く

僕の嫁と母がたまに歌舞伎を観に行っているのだが、急に嫁がチケットを僕に渡してきた。

嫁「たまにはパパが観てくれば?」

なんだスーパー歌舞伎ワンピースって・・・?
まぁ、よくわからんがせっかくだし行ってみるか。
ということで、長女を誘って銀座まで車を走らせる。

早く着いたのでどうしようか悩む。雨だしな。

長女「あそこにスタバがあるよ、お茶して待っていよう」

僕「う・・・うむ」

おい待て、小学一年生がスタバでお茶ってどういうことだ?
僕がガキの頃は水道水か麦茶しか飲んでなかったぞ・・・
いったいどういう教育をされているんだ!?

仕方なくキャラメルマキアートを飲みながら開演まで待つ。

そして劇場まで行くとすごい人だ。

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なんか主演の猿之助が骨折で出られなくなり、お金が戻ってくるらしい。

ん? ちょっと待てよ・・・

猿之助が見られないから、嫁は僕にチケットを回してきたんじゃないのか・・・?

まぁ僕は猿之助に詳しくないので、あまり詮索はせずにスーパー歌舞伎を楽しむ事にしよう。

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入り口でワンピース弁当を購入し(1,500円もしたぞ・・・)、中に入る。

真正面の良い席だ。
係りの人が娘に座布団を持ってきてくれた。
サービスも行き届いている。

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いざ舞台が始まるが・・・

面白い。

僕は歌舞伎もワンピースも全く知らないが、役者の演技や演出を食い入るように観てしまう。
これは普段から歌舞伎が好きな人が観た方がより面白いと思う。
現代語なので初心者でも観やすいし、新規の客を獲得する事もスーパー歌舞伎の目的らしいが、
その目的は十分に果たせていると思う(ただしチケットがやや高い、が、仕方ないか・・・)。

客層は40代、50代のおばちゃんがほとんどだ。
役者が宙を舞いながら歌が流れている時、おばちゃんたちが一斉に立ち上がり、ワンピースタンバリンを
叩きながら踊り狂っている様は絶句した。まぁ、歳を取ってもさすがバブリー世代ということか・・・
僕の娘も靴を脱いで椅子の上で踊っていた。

さて、初めての歌舞伎だったが、スーパー歌舞伎のみならず、こうなると通常の歌舞伎も観たくなる。
値段が高いのがネックだが(てゆーか、嫁とうちの母はなぜ観に行けるんだ・・・?)、
また観に行ってみたい。