ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

スーパー歌舞伎ワンピースを娘と観に行く

僕の嫁と母がたまに歌舞伎を観に行っているのだが、急に嫁がチケットを僕に渡してきた。

嫁「たまにはパパが観てくれば?」

なんだスーパー歌舞伎ワンピースって・・・?
まぁ、よくわからんがせっかくだし行ってみるか。
ということで、長女を誘って銀座まで車を走らせる。

早く着いたのでどうしようか悩む。雨だしな。

長女「あそこにスタバがあるよ、お茶して待っていよう」

僕「う・・・うむ」

おい待て、小学一年生がスタバでお茶ってどういうことだ?
僕がガキの頃は水道水か麦茶しか飲んでなかったぞ・・・
いったいどういう教育をされているんだ!?

仕方なくキャラメルマキアートを飲みながら開演まで待つ。

そして劇場まで行くとすごい人だ。

f:id:danceswithwolves:20171015185107p:plain:w400

なんか主演の猿之助が骨折で出られなくなり、お金が戻ってくるらしい。

ん? ちょっと待てよ・・・

猿之助が見られないから、嫁は僕にチケットを回してきたんじゃないのか・・・?

まぁ僕は猿之助に詳しくないので、あまり詮索はせずにスーパー歌舞伎を楽しむ事にしよう。

f:id:danceswithwolves:20171015185155p:plain:w400

入り口でワンピース弁当を購入し(1,500円もしたぞ・・・)、中に入る。

真正面の良い席だ。
係りの人が娘に座布団を持ってきてくれた。
サービスも行き届いている。

f:id:danceswithwolves:20171015202442p:plain:w400

いざ舞台が始まるが・・・

面白い。

僕は歌舞伎もワンピースも全く知らないが、役者の演技や演出を食い入るように観てしまう。
これは普段から歌舞伎が好きな人が観た方がより面白いと思う。
現代語なので初心者でも観やすいし、新規の客を獲得する事もスーパー歌舞伎の目的らしいが、
その目的は十分に果たせていると思う(ただしチケットがやや高い、が、仕方ないか・・・)。

客層は40代、50代のおばちゃんがほとんどだ。
役者が宙を舞いながら歌が流れている時、おばちゃんたちが一斉に立ち上がり、ワンピースタンバリンを
叩きながら踊り狂っている様は絶句した。まぁ、歳を取ってもさすがバブリー世代ということか・・・
僕の娘も靴を脱いで椅子の上で踊っていた。

さて、初めての歌舞伎だったが、スーパー歌舞伎のみならず、こうなると通常の歌舞伎も観たくなる。
値段が高いのがネックだが(てゆーか、嫁とうちの母はなぜ観に行けるんだ・・・?)、
また観に行ってみたい。