ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなどなど。

目的を持たない生き方

受験生を見ると大変だなと思う反面、羨ましくなる時があります。 目の前の目標に向かって進むのは苦しい時もありますが、案外、楽しく充実しているものです。

特に大学受験などゴールも選択肢で与えられ、達成するための方法論もほぼ確立しているので、 取り組みやすいですね。

ところが大学に入ったり、あるいは社会に出ると、ゴールは自分で探さないといけないし、 どうやって達成するのかも不明瞭なことが多いです。

手始めに資格や検定試験、TOEICなどに取り組む学生や社会人が多いですが、「試験」は 取り組むのが手っ取り早いし、就活や転職に役立ったり、昇給につながったり、 マネタイズしやすいからでしょうね。

ところがキャリアが進んだり、結婚や育児など別の課題が出てくると、明確なゴールも攻略法も なくなってきます。 子供の進学に熱心な親御さんを見ると、もちろん良い事なのですが、一方で目標を失った 自分の代理戦争を子供にさせているように感じてしまいます。

30代や40代になって陥る中年の危機や日々の倦怠感は、明確なゴールが持てなくなってくるからだと思います。

僕もここ数年間は何がしたいのか手探りしてきましたが、ゴールを持たない生き方でも良いのではないかと 思うようになりました。

ところで最近、高校数学を勉強しています。大学では数学が必修でしたし、仕事でも数式を眺めたりするのですが、 不思議なもので高校数学は教科書レベルでも解けない問題があります(大昔に習ったはずですが・・・)。 で、チャート式を買って毎日1時間くらい勉強しているのですが、この勉強は僕の人生に何かの役に立つわけではありません。 まぁ、子供が高校生になったら教えられたり、論文に載っている数式の証明ができたりしますが、別に給料が上がる わけではありません。

ではなんで勉強しているかというと、単純に楽しいからで電車の中でクロスワードパズルをしているおじさんや おばさんの感覚に近いかもしれません。

僕はもう40歳を過ぎたので、合理性とか効率とか考えずにただ楽しいからやる、つまらないからやらないという 思考で残りの人生を過ごしても良いのかなと思えてきました。

目的がなくても楽しいからやるで良いのでは。
目的がなくても楽しいからやるで良いのでは。

10代や20代のヤングは目的をもってある程度負荷をかけてでも勉強や仕事をした方が良いと思いますし、 30代は結婚や子育てが加わるとどうしても試行錯誤が必要になります。 しかし40代にもなれば、ストレスがかからず充実感を得られるかに焦点を当てた方が幸せになるように感じます。

その結果、明確なゴールはないかもしれませんが、例えば僕の場合、数2Bが終わったから次は数3をやろうだとか、 自然と目的を持って生きているのかもしれません(しかも楽しいからどんどん進んで結果的に効率が高いという)。