2017年になって僕はあらためて自分の勤める会社との付き合い方を確認したい。
会社が僕に提供してくれるもの
会社は僕に、賞与や昇給によって変動があるが、約700~800万円を給与として出している。
この金額で家計を支えることはできるが、大きな貯金を作ったり投資の種銭にするには足りない。
また、僕の勤める会社は今のところは財務的にも優良企業と言えるが、中長期的に見れば
リストラや会社自体の経営状況の悪化など十分に考えられる。
僕が会社に提供するもの
僕は10時から18時まで会社にいなければならない。基本的に残業はほとんどしない。
これに加えて通勤時間など会社に提供していると考えられなくもないが、僕は通勤時間や
昼休みは読書や勉強をしているので、会社への提供時間は8時間弱と考えて良いだろう。
会社はお金を貰って副業のための勉強をする場所
平日の8時間を会社に提供しているリターンが金銭だけでは、人生の対価として割に合わない。
なのでいかに副業に役立つ知見を会社から得るかが重要になってくる。
会社では主に必要なシステムを開発会社に発注してマネジメントしたり、インフラを構築したりと
個人では負担できないお金のかかる業務を行っている。これはとても勉強になる。
またいわゆるビッグデータと呼ばれる大規模データが揃っているので、 僕は僕自身を
データ分析業務にアサインすることで、大規模データの分析という経験を得ることができる。
もちろん専門書や勉強会でも勉強だけならできるだろうが、数億、数十億といった巨大な
レコードを扱うことができる経験は得難い。
ゴミデータをいかに弾くか、ビジネスに役立つデータとは何か、巨大なデータをどのような
クエリやコードで扱うかなどやってみないとわからないからだ。
僕は会社からお金を貰って勉強できる状況をこのまま作っていく努力をしなければならない。
会社での人間関係
僕は基本的に職場ではナイスガイでいるように心がけている。
同僚が会社にへばりつくために残業しまくったり、上司どもが出世競争して馬鹿になっていることを
内心では軽蔑しているが、それを表現する必要はない。
雑務を他人に押し付け、自分のスキルアップに繋がる仕事だけを獲得するには、あまり人間関係を
こじらせない方が得策だ。
一方で僕にプログラミングを教えてくれるエンジニアやデザイナーとは良好な関係を維持する。
僕の副業をスケールするときに、彼ら彼女らに仕事を手伝ってもらうケースも十分に考えられる。
会社とは適度な距離感を維持する
会社はお金とスキルを得るためのツールである。
雑務や自分の将来に関係のない仕事は極力避け、引き受けざるを得ないものは速攻で終わらせる。
副業ならば100万円単位で売上が発生するので、無理して会社で昇進して給料を上げようとしない。
僅かな金額とくだらない自己満足のために責任が大きくなり、無用なストレスが発生するからだ。
サラリーマンというラットレースに勝利してもラットであることに変わりはないのだ。
以上を忘れないように、明日から元気に出社する。