僕は恋愛を題材にした映画や漫画が好きだ。そして一人で車を運転している時は山崎まさよしを
かけて一人カラオケをやってるキモい非モテだ。
しかし、僕のような非モテは恋愛映画や山崎まさよしはファンタジーであって、現実ではない
ことを理解しなくてはならない。
非モテはハンターとして目の前に現れる可愛い女の子を果敢に手当り次第ハントしなければ
ならず(たいてい返り討ちに遭うが)、間違っても特定女子にこだわってはいけない。
例えるなら僕たちは『うる星やつら』の諸星あたるにならなければならないのだ。
これは女性の気持ちになって考えればわかる。
自分に一途な想いを寄せる非モテ男など、女性からしたら最強に気持ち悪い存在だ。
他にセックスする相手がいない格下男に言い寄られて、嬉しいわけはない。
そんな男は下手するとストーキングしたりレイプしてくる可能性がある。無視されて当然だ。
ラムという最強レベルの美女が諸星あたるに惚れるのは、奴がラムに目もくれずに他の女子に
アタックしまくるからだ。『めぞん一刻』の五代が最終的に響子と結ばれるのは、奴が響子の前で
女子大生や女子高生とイチャつくからである。とんでもない奴だ。
『うる星やつら』も『めぞん一刻』も高橋留美子という女性作家の作品であるが、
さすが女性視点は現実をよく見ている。
女性は他の女子とイチャつけないようなキモい男に興味など抱かないのである。