今日は本当に何もない日で、夕方からビールを
飲んで家族と映画『ホビット』をひたすら観ました。
ホビットのビルボは竜に国を奪われたドワーフたちと
王国を取り戻す旅に出ます。
過酷な旅が嫌になり、途中で引き返そうとするのですが、
自分には帰る家があり、ドワーフたちには戻る場所が
ないことに気づきます。
旅の目的が冒険心からドワーフたちへの友情に変わる
ビルボの心境の変化が、丁寧に描かれています。
拾ったドングリの実を家の庭に植えようとするくだりや、
ドワーフの王様との別れの会話など、「家」が作品の
重要なテーマだとわかります。
特に何もない1日がいかに大切か、あらためて気づかされる
作品でした。