星の鼓動は愛

平凡サラリーマンがリッチでモテモテのイケてるオッサンになるためのブログ

勉強をお金に変えられるか

全くブログネタがなくなってしまった(笑
去年までは週1くらいで更新していたのに、月1ペースである。

自分自身の仕事や子供の学習を見ていて、思ったことをつらつら書いてみたい。

[日本の労働環境は勉強をお金に変えにくい]
僕の知り合いの東大卒の工学博士で、その分野で専門書まで執筆し、
日本を代表する超巨大企業に勤める30代の男性がいる。
彼の年収は、なんとたったの700万円である。
私大文系卒で、衰退産業真っ只中の企業に勤める僕の給料よりもずっと低いのだ!

これまで、理系の優秀な高校生が将来の利確をしようと思ったら、医学部一択だった。
これはわりと悲劇で、本来は技術大国としてバリバリ日本を引っ張ってもらいたい
才能ある若者がみんな医学部に入ってしまい、じいさんばあさんの世話に回ってしまうのだ。

文系も弁護士や会計士はかつての高給イメージとは程遠いし、大企業で出世して役員に
なっても年収はせいぜい2〜3千万円程度。公務員や大学教授などそれよりも低い。
もちろん株の配当だとか天下りだとか愛人用のマンションだとかオマケはあるものの
(参考:島耕作)、「トップランカーでそんだけ?」という夢のない話だ。

大学受験まであれだけ勉強したのに、その努力や才能を活かせる職場がないのだ。
勉強を続けても対価が低いどころか、かつての日系大企業はむしろ一流大学の体育会系の
パープーを好んだ。何も考えずに、ハイハイ言うことを聞くからだ。

[少しずつ環境は変わっている]
僕の仕事はデータ分析であるが、転職サイトでデータアナリストやらデータサイエンティストで
検索すると、年収レンジは約600〜1,500万円で、他の職業と比べるとやや高い。
管理職やパートナーになればさらに高い年収になっている。
今後はIT技術者が不足してくるので、おそらく高度技術者は似たようなレンジに入ってくると思う。
ようやく専門職に光があたるようになってきた。
他職種でも欧米や中華圏の外資系企業は新卒の学生に対しても、かなり高い金額を提示している。

いままで不遇だった理系学生が、その頭脳が報酬という対価を生む環境が整いつつあることは
個人にとっても日本にとっても良いことだ。

[日本の大学生は惜しい]
ところでデータ分析の仕事をしていると、どうしても統計だとかデータマイニング機械学習
理論的な知識が必要になる。最新情報は海外が発信なので、資料は全部英語。さらに学術的な
本や論文を読むと統計学や数学の知識が前提となってくる。

英語や数学は大学受験の延長なのだけれど、前述のように、大半の日本の大学生は大学合格時点
で勉強を止めてしまっている。
これは非常にもったいのないことで、基礎はできているのに、「金が稼げるレベル」になって
いないのだ。
そして一番大変なのは「基礎」を作る工程だ。
「金が稼げるレベル」というのは、勉強すればするだけ業務に活かせて給料が上がるので、
モチベーション維持には事欠かない。しかもその時必要な部分だけ学習すれば良いので、
大学受験に比べれば遥かに負担は少ない。

[就職は日々の勉強が活かせる環境を選ぶ]
勉強は安価かつ再現性の高い手段で、それが仕事と結びつくと安定的に稼ぎやすい。
もちろん運良く起業した事業が当たったり、生まれ持った才能があれば最高だが、
それはそれ、これはこれだ。
幸い、日本でもそのような環境が以前と比べればかなり改善されている。
昭和のように馬鹿な学生を大量採用するような企業は、そもそも国際競争の中で生き残れなく
なってきている。

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今後は年齢に関係なく、知的好奇心を持ち続けられる人がより豊かになっていくように感じる。