ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

断捨離は人生の方向性を決める作業

僕の部屋が一向に片付かないのは、根本的には何をやるのか明確に決められないからだろう。
意味もなくモノを取っておこうとするのは、人生の方向が定まっていないからだ。
部屋を片付けるためには、現在の仕事や勉強していることを整理整頓する必要がある。

1. 会社員としての仕事
僕の本業は企業の業務データ分析だ。
今流行りのビッグデータのアナリスト・・・といえば響きは良いが、実際の仕事は
データベースのインフラを組んでデータを溜め込み、プログラムを書いて必要なデータを
取り出し加工。そしてExcelで見やすいようにグラフや図を作って、レポートやプレゼンをし、
業務改善提案をする・・・という地味な作業の繰り返しだ。
この仕事のために具体的に深めなければならない知識は以下のようなものだ。

・インフラ/ネットワークの知識(Linux、DB、AWS)
・プログラミングの知識(Python、R)
・データ分析・統計の知識

2. 個人事業の仕事
主に中小・零細企業のシステム開発コンサルティング、開発作業を請負っている。
ここで必要になる知識は下記だ。

・インフラ/ネットワークの知識(Linux、DB、AWS)
・プログラミングの知識(Ruby on Rails/Javascript/HTML/CSS
・クライアント企業の業務知識(主に投資関連)
・税金/確定申告
・契約/法律

3. FX
最近はFXでも収益を上げている。
しかし当面の収入源にしようというつもりはなく、5年後、10年後に資産を運用するための練習だ。
投資信託だとリスク性の高い商品でもせいぜい年5%の利率だが、10%、20%と伸ばせるようにしたい。
深めなければいけない知識は大きく3つ。

・ファンダメンタルズ
テクニカル分析
・資金管

4. 英語
日々の修行のおかげで、たどたどしくはあるが英語で日常的な会話を外国人とできるようになった。
今後はさらに精度をひたすら高める必要があるが、これは1年やそこらでなんとかなるものではない。
毎日コツコツと修行を続けていくしかない。

こうして列挙してみると、身につける分野の幅が広く整理整頓されていない状態だ。しかも一つ一つが
奥が深く、本当に全部網羅できるのか・・・という疑問も残る。やみくもに取り組んで全てが中途半端に
なったら目も当てられない。一方で、それぞれの項目で重なる部分が多いことも明らかとなった。
例えば会社の仕事と個人事業ではインフラ構築やプログラミングが被っている。
英語学習は海外の技術情報やFXのための経済金融情報の取得に役立つなどだ。
まずは重なる分野を重点的に深く身につけていくべきだろうか。

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そして肝心の持ち物の整理整頓だ。僕の荷物で一番場所を占めるが書籍だ。
上記の項目と関係のない本は趣味的要素の強いものを除いて思い切って捨ててしまうべきだろう。
もし必要になったらまた買えば良い(僕は断捨離はお金がかかる行為だと思う)。

また一度に学習したり読んだりできる本には限りがある。
スライド式で仕切りがたくさんある本棚を使っているが、例えば英語だったら小さい棚2つまで・・・
といった感じで直近で読む本だけを置くようにした。今後読むかもしれない本は思い切って捨てるか、
どうしても捨てきれない本はクローゼットにしまう(1年間読まなければ捨てても良いかもしれない)。
部屋や本棚がすっきりすると、気が散らないくて済むというメリットも大きい。

1日は24時間しかないし、僕の部屋は狭い(広い部屋は娘どもに奪われた!)。資源に限りがあるのだ。