星の鼓動は愛

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『GRIT やり抜く力』〜子供がいる人に読んで欲しい

人に本を薦めることは難しい。
一般的に評価の高い本でも万人が面白さや意義を感じるわけではない。

だが僕が読み終えた『GRIT やり抜く力』は、これから成長しようとしている人や
特にお子さんがいる人には是非読んで欲しいと自信をもって薦められる。

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筆者は人の成長や成功は「才能」ではなく「Grit〜やり抜く力」であると述べている。
Gritの定義を筆者の言葉のまま紹介する。

Grit is passion and perseverance for very long-term goals.

やり抜く力とは長期的目標への情熱と不屈の努力である。

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そして本書が読者自身の成長だけでなく、子育てに関することに半分近くの項を
割いていることは、筆者が研究者であると同時に母親であるからだろう。

僕は自身の経験を踏まえて、教育にはいくつか持論がある。
と同時に、二人の娘の親として、自分の教育方針にいくつかの矛盾や疑問を
感じることもある。例えば「規律を重んじ厳しく育てるべきか」と
「自由を尊重し緩やかに育てるべきか」という一般的な問題だ。
あるいは、今現在正しいとされていることが、数年後に本当に意味があるか・・・
など誰にもわからないような疑問だ。

しかし『GRIT やり抜く力』を読むと、これらの問いに明確な回答が述べられている。
本書では「子育てに関する最適解はすでに科学的に証明されている」とまで言い切っている。
そして筆者の主張は、僕自信の経歴や娘たちの成長を見ていて、非常に納得のいくものだった。

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僕は自分の娘たちに自主性と自律心だけは身につけて欲しいと願っている。
子供の教育は適切な時期に好奇心を刺激し、それを満たす手助けをする必要があると考える。
そして何かをやり遂げるためには「習慣」の力が最も確実なことだと確信している。
これらの僕個人の考えは、本書の主張とほとんど一致するものであった。

一方で、僕に足りない部分がより明確になった。
僕は子供たちに自主自律を求めるが故、あまり日々の行いにとやかく言うことはなかった。
しかし本書を通じて、より高い目標を達成できるように、子供たちの成長に積極的に関わるべき
だと考えるようになった。筆者は、そのためには親は最大限の支援をしなければならないと
同時に、親自身も「Grit」の手本を示さなければならないと述べている。

子供に高い目標を求めるなら、親も自分自身の長期的目標に対して情熱と不屈の努力を
コミットしなければいけないということだ。

これはむしろ僕にとっては好都合だ。
僕は40歳までには会社に依存しない生き方を築くことを目標としている。
そもそも本書を手に取ったのは、そのためのヒントを得るためだった。
本書を通じて、僕自身が曖昧だったり不安だったことの明確な回答を得ることができた。
もし自分自身の成長や子育てに悩んでいたり、不安を抱えている人がいれば是非、
本書を薦めたい。