ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

嫁に髪を切ってもらう

僕は独身時代から適当に見つけた美容院で髪を切ってもらっていた。
美容院はカットだけで4,000~5,000円かかるので、髪型にこだわりのない僕にとって高い金額だ。
そこで僕は1,000円カットを利用してみた。
こだわりがないので仕上がりには特に不満はないのだが、やはり美容師さんの気遣いとか
細かい部分が普通の美容院とは異なって雑だ。もちろん1,000円なのだから、文句は言えない。

でもなぁ、この程度のサービスに1,000円払うのはなぁ。

僕はリビングのソファでくつろぎながら、伸びた髪をどうするか悩んでいた。
そんな僕の目の前で、嫁が娘にポンチョ?をかぶせて髪を切り始めた。

む・・・なかなか手際が良いな・・・これはいけるんじゃないか・・・

僕は意を決してに娘の隣の椅子に座った。

嫁「なに?」
僕「いや、次、切って欲しいんだけど」
嫁「ほう・・・」

一瞬、嫁の瞳が光ったように見えた。。。

そして娘の髪が切り終わり、いよいよ僕の番だ。

な・・・なにぃ!?

いきなり僕に特大ポンチョがかぶせられた。

僕「な、なんだよこれ!?」
嫁「いやあ、この日のために買っておいたんだよ」
僕「え!?」
嫁「前から、切ってみたかったんだよね!」

なんて用意周到なんだ・・・いや、ちょっとまて、大人用ポンチョは良いとして、
なんでハサミは幼児用なんだ・・・? まあ、細かいところはいいか。

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そして20分ほど経過したのち、鏡を見ると。

いい、なかなかいいぞ!
僕が想像してたより小綺麗に整えられている。
1,000円カットよりかは断然良い。
なんて器用で経済的な嫁だ。

こうして僕は毎月、1,000円を失うことなく髪を切ることに成功したのであった。