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星の鼓動は愛

平凡サラリーマンが副業にコミットしてイケてるオッサンになるためのブログ

残業が人を殺すのではない

ブログ

電通で東大の新卒社員が自殺するという痛ましい事件が起きた。
過労死と認められ異常な勤務実態が明らかになっているが、僕は労働時間だけが原因とは思えない

極端な話、1日16時間好きなことをしていて、人は自殺するだろうか
情熱を燃やせる仕事だったとしたら、残業が月100時間を超えたとしても苦にはならないだろう。
東大を卒業し日本最大の広告代理店に入ったのだから、仕事の情熱や自己成長意欲も高いに違いない。

僕は今回の過労死は労働時間が問題ではなく、パワハラがあったのだと思っている。
電通はクライアントに対して不正請求をして問題を起こしている。
クライアントを平気で騙すような体質であれば、社員などただのコモディティ扱いでも不思議はない。

今回の過労死は多くの示唆を与える。
なぜ東大を出た頭脳とステータスを持ちながら、不正とパワハラが渦巻く環境などさっさと切り捨て
転職するなどの合理的な選択ができなかったのだろうか。

また本人がSNSを通じてSOSを発していたにも関わらず、なぜ周囲の人々は自殺を止められなかった
のだろうか(もちろん周囲の人たちが悪いと言っているわけではない)。

大手広告代理店とはいえ、所詮は日系企業の給与はたかがしれている。
合理的に考えれば、わずかなリターンのために命をはるのはあまりにも割が合わないのだ。

僕は合理的判断ができないのは、未だに会社を辞めることを恥とする空気が日本に
蔓延していることが原因だと考える。レールを外れることを悪いことだという固定観念が、
いまだに根強いのだ。

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責任感が強いゆえに辞められない、周囲も本人が頑張っているのだからおいそれと止められない。
日本の企業は日本人の非合理な勤勉体質を利用して成り立っているのだ。

勤勉であることは大学受験くらいまでは重要な要素だ。
しかし、大学に入ったり社会に出てからはゲームのルールが変わることに気づかなくてはいけない。
もはや誰も問題や解答を与えてくれない。自分で課題を発見し、解決していかなければならない。
誰かに方向を定めてもらったり、ましておぶってもらうなど、誰かの手に人生を委ねているに等しい。
それは他人に人生を支配されることになる。
僕たちは自分自身で進路を決め、自分の足で歩かなければならないのだ。