会社の仕事に全くやる気がないと書いたが、ネガティブなことばかり言っていられない。
danceswithwolves.hatenablog.com
ネガティブなことばかり考えると、ますますネガティブになってしまうものだ。
僕もサラリーマンである以上、給料のために片道1時間かけて通勤し、定時まで会社に
いなければならない。しかしどうせ会社にいて何かしらの業務をこなさないといけないなら、
自分にとってプラスになる仕事をやるべきだ。
そこで僕は社内を見渡してみた。
どうもこの会社は声のでかいオッサンの感覚だけで仕事をしているように思える。
中にはそんな現状に危機感を持ち、きちんとデータを収集して分析し、マーケティングや戦略の
意思決定に役立てたいと考えている人もいるようだ。
なるほど、それはこの会社の中では割とまっとうな、コモディティ化せず市場価値の高い業務に
なるかもしれない。しかし誰もやろうとはしないので、僕は自分で手をあげることにした。
あまり積極的にいくと責任を押し付けられて面倒なので、
「たいしてやりたくもないけど、困ってるようだからしかたないので手伝いますよ」的なノリだ。
上司もやらなくてはいけないと思いつつも、よくわからないし責任をとりたくないので自分では
やりたくないと考えていたようで、そのまま僕が担当者になった。
うまくいけば上司の手柄だが、僕は個人事業にフルコミットしておりこの会社で給料を上げようとは
微塵も考えていないので、誰の手柄になろうがどうでもよい。
僕にとって役立つ知見を得られれば良いのだ。
かくして僕は自分の業務を自分で決め、スケジュールを組み実行できる立場を手に入れた。
僕はまず各種の業務データや営業データを集めようとしたが、同じプロジェクトでもさまざまな企業に
外注しているため、バラバラになったデータを統合しなければならない。
統合したデータを保存して分析するためのデータベースも必要だ。
僕は個人事業のためにデータベースサーバーの知見を集めていた最中なので、僕の個人事業と会社の
仕事でシナジー効果が期待できる。これならば興味を失っていた会社の仕事が活きていくことになる。
会社で過ごす時間が無駄にならずに良かった。