ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

電子書籍サービスを比較しようと思ったがKindleの一択だった

意外に多い電子書籍事業者

仕事にしても勉強にしても、電子書籍をいかに活用するかが重要になってくる。
ところで僕は電子書籍といえばAmazonKindleしか知らなかったのだが、
実は日本の電子書籍市場は20社近くが参戦している激戦市場だった。

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楽天koboトッパンのbooklive、丸善ジュンク堂のhontoなどなど、挙げればきりがないが、
それぞれ独自の割引キャンペーンやポイント制度があるので、上手く使えば安く本が揃えられる。

面白そうなのでいろいろ試してみようかなと思ったのだけれど、
結論から言えばAmazonKindle一択だった。

電子書籍の品揃え

ちょっと小難しい本を検索すると、途端にKindle以外では販売されていない。
僕は専門書などの翻訳本は高いので、安い原書で買うのだがそれもKindle以外は対応していない。
Kindleは辞書検索も優れているので、洋書でも読みやすいのだ。

Kindle以外の電子書籍サービスは漫画やライトノベルなど軽めの本がメインで、常に値引き合戦を
している。漫画やライトノベルが好きな人は欲しい書籍がセール中の サービスを渡り歩くという
荒技をしても良いかもしれない。管理が面倒だけど。

結局、ちょっとコマシな本や専門書、洋書などの品揃えはKindleが圧倒的でアプリも使いやすい。
特に洋書でしか対応していないものの、Page Flipは「専門書は電子書籍ではちょっと・・・」という
不満を吹き飛ばす便利な機能
だ。

電子書籍の利益構造問題

また、大変失礼な話で申し訳ないが、Amazon以外の電子書籍サービスはいつ潰れるかわからない
という現実がある。電子書籍事業者が出版社に支払う印税はおよそ60%ちょっと。
ここにクレジットカードやWebマネーなどの決済手数料が入ると、利益は30%程度に過ぎなくなる。
前述したように各社はセール合戦をしているので、20~30%程度の割引でも運営費を考えれば赤字だ。
サービス開始当初はシェアを奪うために赤字覚悟で値引き合戦をして会員を集めていたのだろうが、
肝心の電子書籍市場がたいして盛り上がっていない。
電子書籍どころか、日本人の読書量が減っているので出版業界自体が微妙なのだ。
日本の電子書籍事業者で安定して黒字になっているサービスは一つもないのではないだろうか。
僕は近い将来、日本の電子書籍サービスの統廃合に向かうと思う。
継続して安心して使えるのは残念ながらKindleしかないという印象だ。

安い本を探している時間が無駄

さて最大の魅力である電子書籍サービス同士の値引き合戦だが、たかだか本を数冊、多くて数十冊
買う程度ことでいちいちどこで値引きしているとか調べたり、セールを待っている時間がもったいない。
仮に他社がもっと安く売っていたとしても、潰れる心配がほとんどなく和書も洋書も揃う
Kindleで定価で買ってしまった方が無駄がない。

以上を踏まえて、僕は電子書籍はいつも使っているKindleで済ませることにした。

Amazonの回し者でないので不満も書いておく

Amazonカスタマーサービスが割と良い。僕は電子書籍よりむしろ、家電や服飾雑貨、食品など
あらゆる商品をAmazonで購入している。
楽天と違ってAmazonは商材や流通にも責任を持っているので、何かあればすぐに
カスタマーサポートに 電話すれば大抵は解決する。

ところが一度だけ、Amazonから身に覚えのない商品のクレジットカードの引き落としがあった。
カスタマーサポートに電話したところ、あっさりと

「確認したらこちらの手違いでした〜、ごめんなさい〜」

その日に限って頭の悪そうなお姉ちゃんが対応して、僕の神経を逆撫でする。
いつもは穏便に済ませるのだが、内容の割にあまりにも頭の悪そうな喋り方だったので、

僕「なんでこういうことが起きたんですか? クレジットカードから勝手に支払われるって割と
重い事態だと思うんですが」

と食い下がってしまった(いつものように真面目なカスタマーサポートのお兄さんお姉さんなら
僕はこんなことはしない)。

その頭の悪そうな女の子は

「担当者はたまたまって言ってたんですけどぉ、調べてメールで折り返します〜」

と言って折り返しのメールはなかった(笑)

まぁ、イレギュラーなことだから良いのだけれど、こういうこともあるので
クレジットカードの履歴は常に確認という教訓になった。