ミニマリスト日記

仕事、子育て、ミニマリズムなど。

抱えた負債を返済する

人生には努力が最も効率的に働くタイミングがある。
進学に挑む高校生、就活をする大学生や専門生、キャリアアップのため資格取得や
転職をする社会人、婚活する女性もそうだ。

このタイミングを逃すとどうなるか。

適切な時期にやるべき努力を行った者は負債を抱えることになる。
人生の負債の恐ろしいところは、破産寸前になるまで自分が借金を抱えていることに
気づかないことだ。
負債を抱えれば抱えるほど、負債は
「もっとなまけていいんだよ」
「苦しいことなんてしなくていいんだよ」
と僕たちの耳元で囁く。

さらに負債額が悪化すると
「悪いのは君じゃなくて君にもっと勉強をさせなかった親や教師だよ」
「君が恵まれていないのは政治や社会が悪いんだよ」
と僕たちから人間性さえ奪おうとする。

僕も友人が必死で勉強し、仕事に取り組む中、努力から逃げ楽な道ばかり選んできた。
しかしいつの日か、この負債は返さなければならない。

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会社勤めという負債

僕は朝8時30分に家を出て会社に向かい、夜7時30分に帰宅する。
およそ11時間、僕は貴重な人生の時間を株主でもない会社のために費やさねばならない。
会社が僕に与えてくれるのは年間700万円ちょっとの給料。
このわずかなお金を得るために、僕は乗りたくもない通勤電車に乗り、
興味もない仕事をするために会社に行かなければならない。
これはまさに、適切な時期に適切な努力を怠った僕の負債である。
僕はこの負債を返済するために、コミットメントを果たしていかなければならない。

時間を無駄にしてはいけない

家族や友人、恋人と過ごす時間は大切だ。
映画鑑賞や読書、旅行、ドライブ、スポーツといった趣味娯楽に時間を費やすことも無駄ではない。
むしろそれらの時間こそ僕たちの人生を豊かなものにしてくれる。

一方で、自由になる時間は目標達成のために使わなければならない。

時間を無駄にすると、それは気づかないうちに返すのが非常に困難な負債となって現れる。
僕は今、英語学習をコミットメントとしているが、もし学生時代に一定の水準になるまで
勉強していたら、今勉強するより遥かに少ない労力であっただろう。

仕事も同じだ。もし若い頃にスキルを身につけ相応の経験をしていれば、
別のステージにいたかもしれない。

僕は自分を卑下しているわけではない。
むしろ多くの人に助けられ、超怠け者にしてはなんとか社会の端っこにぶら下がってこれたと思う。
しかしこれからはこの負債をできるだけ早く返済し、自分の人生を取り戻し、人を助けられる人間に
ならなければならないのだ。

会社との付き合い方

僕はこのブログにコミットメントを書いてから会社のストレスが減った。
会社の仕事は人生の目的ではなく、ステップアップのための踏み台だということが
再認識できたからだ。会社に夢や志を抱くことが許されるのは株主のみであり、
サラリーマンは会社を便利に使えばそれで良いのだ。
通勤と会社にいる時間は残念ながら現状では削れない。
ならば通勤時間は勉強に当て、会社では仕事を速攻で終わらせ、
残りを勉強と自分のビジネスのために使えば良い。

40歳までに負債を返済する

僕は今、36歳だが、40歳になる頃には負債を返済し終えたい。
そのための課題ややるべきことが、ブログにコミットメントを書くことによって見えるようになった。

会社の時間を少しでも多く自分の時間とすること。
家では余暇を十分に楽しみつつも、空いた時間は目標達成のために使うこと。
そしてスモールビジネスを成功させるために、スキルアップだけではなく対外活動も積極的に行い
人との信頼関係を築くこと。

なにしろ学生時代から溜めてきた負債である。返済への道は険しく長いが、新たな人生への
ステップアップと捉えて楽しみながら進んでいきたい。